2004年07月

2004年07月25日

7月7日一橋大学で「石原慎太郎はいらない七夕祭」が行われた際に、大学側で講演を行う為に来校した石原都知事が乗っていた公用車にサブロウさんは蹴りを入れた。その為に公用車のドアに凹みが出来た。

集会で本人が抗議行動のアピールをした為、校内に潜伏していた私服公安員に逮捕された。「七夕祭」主催者側の声明、「7・7石原抗議行動」と言われるものである。直ちに救援会が発足され、立川署前での抗議、激励行動が行われた。そして10日間の勾留延長に対し、救済側は準抗告の申し立てを行い、裁判所が勾留延長を棄却して20日夜に拘置所から釈放された。この事件の詳細経緯については、「7・7石原抗議行動救援会」(当ホームページに掲載)のサイトでご覧ください。

今回の事件の特筆すべき事柄は、当事者が精神障害者ということだ。「7・7石原抗議行動救援会」サイトでの一連のサブロウさんの集会でのアピール、公用車に対する抗議行動、どれ一つとってみても彼の抗議行動、事件への判断は極めて冷静な対応に終始している。誤解のないように考えて欲しい、当日催しされた一橋大学での石原講演会に700人もの学生、関係者が参加しての内容を伝えた学内メディア一橋新聞は「石原節は健在だった」と評価の論を書いたということだ。

ここに、東京都民の精神異常者集団の民族的病根の回復不可能な現実を垣間見ることができる。これは小泉内閣に対する国民の焼き写しに他ならない実態を反映している。私はサイトでの情報を知る限りにおいて、サブロウさんが私達以上に純粋理性的判断の持ち主であって、石原講演会参加者は非倫理性、日常自己偽称性癖症候群の末期、精神異常者であると考える。現在日本は360度パノラマ的価値基準の喪失時代に突入する崖っぷちに来ている。

何が理性的かを真摯に問い、理不尽に対して〈声〉を出さなければ、精神異常者を正常者とする社会になり、その末路は人間を破壊することに帰着する。

最後にサブロウさんの16日に行われた八王子地方裁判所での勾留理由開示公判での意見陳述を掲載する。彼が如何に理性的な人間か理解できる。

意見陳述
「右翼が国立を襲撃し、日の丸・君が代を強制し教育を踏みにじる石原が一橋大で講演するのは許せず、それを何とか直接阻もうとした。石原はタカ派であり、三国人発言などの差別発言を行い、ホームレスにもひどいことをしている」
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2004年07月20日

「みどりの会議」失脚について反省の弁が少し聞かれますが、反響的には想像より醒めた感触を持っています。というのは、昨年衆議院選挙後、「第3の声」が危ぶまれていながら、市民運動自体が何の対処もせずに参議院選挙に突入したきらいがあります。また、「みどりの会議」が自信を持っていたのか理解に苦しみますが、少なくとも、4年前から田中康夫、青山貞一、中村敦夫のトライアングルが崩れかかっていたことを陣営は知らない訳ではなかったと思います。

従って、当然の結果を招いた選挙だと指摘されても致し方ないと考えます。2年前から市民運動が完全に衰退してきている現実を認知できていなかったとは弁明にならないでしょう。また、政界における「人気」の動向を支える世相は、昔と違ったものになっている実態を私達ですら理解せざるを得ない状況は衆知の事実になっています。実は、昨年12月25日、内海ダムのヒアリングの後、石井君が中村さんと話し合いを持った。その夜、香川県出身の友人と3人で談義したが結果は「みどりの会議」ではなかった。

 ここで私個人の立場について述べます。先ず、中村さんには「一宿一飯の恩義」はありません。何かあるとすれば、約束を反故にされたことが2回あることです。一つは個人的な依頼の件、二つ目は苫田ダムシンポジウムの講演依頼の件です。
 問題は選挙に関して、今後の2大政党制の弾みが極めて戦前と類似した方向性になる(昭和28年から32年の4年間、立憲政友会と立憲民政党の起結)危機感から、市民運動としての取り組みを考えて、私は昨年暮から、新社会党と社民党、共産党の一部の方と運動体を立ち上げる企画を年初めから進めていたことです。

突然、石井さんが藤田さんの参謀を買って出て連絡があった訳だが、先ず3月27日、大阪のダムシンポジウムで紹介したのが始まりだったが。そして選挙戦に入る2週間前に再度連絡があったが、私の市民運動の立場上、メールとホームページでの紹介に止まらずを得ない状況で、しかし、現実は石井さんが産廃運動の知人に連絡を取って「みどりの会議」の認知が全くないことに落胆して、それでも広報することの意義を提案して、1日私と石井さんと街宣を実施することになった訳です。

私の判断は、和歌山選挙区で社民党が擁立できなかった票が、共産党アレルギーの為に民主党に投票しない選択肢を広報することも必要であると考えてのことでしたが、市民オンブズマンから軸足を明確にする必要を忠言された次第です。
 
結果的には、共産党が4万3千票で、自民党が全国一番の当選速報になったという笑えない現実でした。和歌山は「自民党の王国」の証明になった訳です。従って、国民が「みどりの会議」に関心薄になっていて、和歌山は当初から全く党名すら知らず関心を示さなかったということです。しかし、大事なことは和歌山の票率ではなくて、「みどりの会議」自体が選挙を戦う体制にあったかの問題です。
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2004年07月15日

「黄金の3年」と山崎発言 
マスコミの「自民敗北、民主大飛躍」の挑発ラッパも治まり始めたが、たかが一議席で騒ぐこともなかろうと余裕を見せた自民党はやはり政権政党の面子をさらなる強気で逃げ切った。特に近年、けじめ、責任論は転居ばかりの偽善者、嘘つき集団小泉内閣に国民は馴らされているのか、呆れているのか、触らぬ神に祟りなしか。

暴挙化しない現実を自民党が常に一番良く知っている。いつも言われる、自民党は日本人そのものです、口癖「止めろと言われればやめますよ」が挨拶、慣習語にした自民党を打倒することは最早出来なくなってしまった。

それが今回の選挙結果である。この認識に欠ける凋落の一途を辿る政党が、自民党と同じ「逆風の中でよく頑張った」と馬鹿な台詞を言うことからしてこれからの日本はないものと自覚するに及ぶのは極当り前と言える。

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2004年07月07日

イラク戦争の大義を「イラクの民主化」とひと括りに論じているが、曲がりなりにも学識経験者であれば、「多国の民主化」を戦争で実現してよい論法などありえない、紛れもない侵略である認識に立つのが常識というものであろう。
 
また、「派遣」の意義を「混乱のイラクで、現地の人々の血を流さずに復興に協力することが日本の大きな財産になる。」と言い切っているが、いつから日本人は盗人の片棒を担いで、火事場泥棒のような真似事をする民族になったのか教えて頂きたい。

「盗人にも三分の道理」ということもあるが、この戦争には一分の道理もないのが真実である。また、日米同盟の堅持からやむを得ない自衛隊派遣であると釈明しているが、その前に日米同盟はいつから中近東までのエリアに拡大されたのか教えて頂きたい。政治家ならいざ知らず、学者まで法を破棄する拡大解釈に走っては世も末である。
先輩たちの「戦前と全く同じ歩みになってきた」の警鐘が不気味に感じられる今日この頃である。

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張子の虎の巻・《 国連安保理決議1546》

「国連安保理決議1546」での多国籍軍参加は9条解釈論を一気に超えた、後戻りできない日本の針路を決定付けたことにおいて、小泉内閣の公罪は後世に伝えられるべき将来に禍根を残すものとなった。状況は2月26日小牧空港からイラクへ自衛隊を派遣した時とは次元が違う。

このことは、自衛隊のイラク派兵での曲がりなりにもイラク特措法による国民への説明責任を果たす姿勢が窺われたのに比べ、訪米でのブッシュと単独会談中の口頭約束で決めてしまった、国会事後承諾のことからして問題の本質を隠蔽しなければならなかったことが窺われる。イラク特措法案の延長で自民党の万能薬、人道復興支援を差し出せばなにも問題はないと一連の小泉パフォーマンスで逃げ切ったことは国民を愚弄したことに値する。

今後日本は日米同盟に基づき多国籍軍の名の下に軍事行動を実施すると世界に宣誓した、欧米と同じ先進国として自民党が掲げる普通の国を証明したことになる。しかし、喚起しなければならないことは、満場一致の「国連安保理1546」多国籍軍ではあるが、ドイツ、フランス、ロシアが不参加の現実である。

各国の当初からの主張「イラク戦争に大義はない」、従ってイラクへの出兵は行わないという各国政府の首尾一貫した姿勢の表れ、「大義のない戦争」に参加させないという国民世論が反映していることである。自衛隊の多国籍軍参加の糾弾されるべき事態は、反戦、平和運動を展開する私達に最悪の打撃を与えることになった何時もの常套手段のシナリオがある。

近年の米国の戦争を省みて、先手必勝の絡繰、既成事実の先行、その結果、自由と人道復興の為には現状の起因を検証するより優先事項として戦後処理、復興に取り組むことが民主主義の確立、自由の保障を達成させる為の最重要課題であり、先進国としての世界平和への貢献になる、憲法前文を逆手に取る小泉内閣手法にまんまと落し騙されるという筋書きのことである。
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