2005年04月
2005年04月06日
5日衆院本会議で、4月29日「みどりの日」が「昭和の日」に自公民の賛成多数で可決された。2度廃案になっている祝日法改正案である。
17年前に自民党自体が納得して改正した祝日であるにも拘らず、なぜ今、竹島、教科書、靖国参拝問題の状況において制定されなければならないのか。今回は国会論議が全くなく、マスコミも以前から無関心を決め込んでいた節がある。産経新聞が3月26日、朝日新聞が辛うじて3月31日に記事にしている位で、私の知る限り他社に記事掲載はなかったように思われる。
歳月による歴史認識の風化が一気に瓦礫と化すこと著しくなった背景はいったい何なのか。今回の教科書検定問題で、「つくる会」の藤岡信勝氏は「後数年経てば、南京虐殺はなかったということになる」と言明している。歴史認識の抹殺が進むその土壌はどこからくるのか。取り敢えず延命法に長ける大衆市民日本人、単なる国民性では済まされない。この状態で全てにおいて済し崩しに改憲事実ができ上がる。
17年前に自民党自体が納得して改正した祝日であるにも拘らず、なぜ今、竹島、教科書、靖国参拝問題の状況において制定されなければならないのか。今回は国会論議が全くなく、マスコミも以前から無関心を決め込んでいた節がある。産経新聞が3月26日、朝日新聞が辛うじて3月31日に記事にしている位で、私の知る限り他社に記事掲載はなかったように思われる。
歳月による歴史認識の風化が一気に瓦礫と化すこと著しくなった背景はいったい何なのか。今回の教科書検定問題で、「つくる会」の藤岡信勝氏は「後数年経てば、南京虐殺はなかったということになる」と言明している。歴史認識の抹殺が進むその土壌はどこからくるのか。取り敢えず延命法に長ける大衆市民日本人、単なる国民性では済まされない。この状態で全てにおいて済し崩しに改憲事実ができ上がる。
2005年04月05日
4月1日、産経新聞新紙面に森羅万象をばっさり切る辛口コラム「断」の掲載が始まるが目に止まった。社会面の初日タイトルが「吉本の幻像の罪」とある。何とも言えぬ違和感をもったので読むことにした。内容は新刊『中学生のための社会科』の紹介に対してばっさり切ったものであるが、これには全く興味がない。
しかし、私もこの筆者、評論家の呉智英をばっさり切りたくなった。 『この本のオビでは加藤典洋、長谷川宏がまた絶賛。こういうトリマキたちのふりまく「吉本の幻像」が思想界の頽廃(たいはい)に拍車をかけているのだ。』と論じている。吉本隆明氏は4,5年前だったか、湘南の海岸で溺れたとき既に柄谷行人に論壇から葬り去られている。
呉氏の『老残もここまできたかとあきれた』のは良いとして、内容で問題になっている「現実感覚の欠如」そのもので氏にそのままお返ししなければならない。当の昔に「思想」は凋落仕切って、衰残の独り善がりにおちている現実認識が欠如していることを。
しかし、私もこの筆者、評論家の呉智英をばっさり切りたくなった。 『この本のオビでは加藤典洋、長谷川宏がまた絶賛。こういうトリマキたちのふりまく「吉本の幻像」が思想界の頽廃(たいはい)に拍車をかけているのだ。』と論じている。吉本隆明氏は4,5年前だったか、湘南の海岸で溺れたとき既に柄谷行人に論壇から葬り去られている。
呉氏の『老残もここまできたかとあきれた』のは良いとして、内容で問題になっている「現実感覚の欠如」そのもので氏にそのままお返ししなければならない。当の昔に「思想」は凋落仕切って、衰残の独り善がりにおちている現実認識が欠如していることを。