「正論路線」に騙されるな

民主主義と自由を発展させる「正論路線」に騙されるな

第20回「正論大賞」をテレビでお馴染みの森本敏氏が受賞した。あいさつでは「安全保障論の仕事という登山の五合目で、茶店に立ち寄りいただいた甘露の水とも言うべきもの」と兵法の大家らしからぬ文人の片鱗を覗かせ、また、「本来静かに国を思い、静かに去っていくもの」と受賞あいさつを披露した。テレビでの文人的面影に騙されてはいけない。氏の仕事とは、徴兵制の復活と米国51番目の日本州を創ることである。

森本氏は「受賞を大変光栄に感じている。安全保障論の仕事という登山の五合目で、茶店に立ち寄りいただいた甘露の水とも言うべきもの」と喜びを表現。和田氏は「賞をいただき感激している。ゆとり教育のため、アジアの中で英語力が北朝鮮並みになってしまうという世論の危機感が、私に賞を取らせていただいたと思う」と語った。

正論大賞は「民主主義と自由を守り、発展させる」という「正論路線」に基づく言論活動で傑出した個人や団体に贈られるもので昭和60年の創設。
受賞あいさつでは、「安全保障というのは本来静かに国を思い、人に気づかれずに仕事をして」と自らの研究姿勢を紹介した。一方で、「テレビに出ているのは反米進歩的文化人と戦う姿を学生に見せるため」とユーモアたっぷりに話し、会場を沸かせた。


[コラム・声]03・03