自衛隊イラク派遣命令の即時撤回申入書

2・8 イラク派兵に反対する
第22回反戦市民抗議行動

2月1日、陸上自衛隊本隊への隊旗授与式が陸自旭川駐屯地で行われた。3日には先発隊がサマワ入りしている。日本は米英軍の侵略戦争に参戦を開始した。日本の平和神話物語はこの日をもって終焉した。

この現実を直視して2月8日「第22回反戦市民抗議行動」を行いました。
午後12時JR和歌山駅前でイラク派兵反対のちらし配布の後、1時30分、駅から美浜町へ街宣車を先頭に車3台に14名が分乗して陸上自衛隊和歌山駐屯地へ派兵中止の申入れを行った。
帰路は問題の煙樹ケ浜を見学して、和歌山市内で今後の取り組みについてのカフェミーティングの後解散した。

自衛隊イラク派遣命令の即時撤回と
煙樹海岸機雷訓練計画の中止を求める申入書

  防衛庁長官 石破茂 殿

一 過日、陸海空の自衛隊にイラクへの派遣命令が出され、陸軍の本隊が出発しまし
た。イラクでは、米英軍による無法な攻撃・占領が続いています。その戦地へ、米軍の傘下で活動する武装集団「自衛隊」を派遣することは、イラク国民に対する侵略であり、戦争行為そのものです。

これは当然、国際紛争の解決の手段として武力を用いないという憲法の定めを破るものであり、また、小泉政権自らが派遣の根拠とするイラク特措法の、派遣地域は「非戦闘地域」に限るという規定さえも平然と踏みにじる暴挙です。
私たちは、この憲法違反、法律違反であり、米国との無法な対外政策に追随しながら、自らも利権のために海外へ軍隊を出すという、まさに日本の軍事大国化への道を開く、今回の自衛隊のイラク派遣に断固抗議し、派遣命令の即時撤回を要求します。

二 陸上自衛隊和歌山駐屯地の美浜町に配備されている第303施設隊が、来年度より「第304水際障害中隊」に再編され、煙樹海岸とその沖合において機雷敷設訓練を行うという計画が、昨年末公にされました。

同施設隊は、建設部隊として地元に受け入れられてきたものであり、今回の計画は多くの県民の反発を招いています。「有事」を想定した編成替えと新たな軍事演習の実施は、いたずらに危機感をあおり、国防・治安を優先して国民統合を図ろうとする現政権の姿勢に起因するものであり、イラク派遣と同根の、憲法破壊、軍事大国化への地ならしの一環にほかなりません。

また、沖合1キロ、幅2キロにわたる煙樹ケ浜において年間90日もの長期にわたり水際地雷の設置訓練を行うというその計画は、日本の数少ない自然海岸である煙樹海岸の生態系を破壊する危険性が高く、絶対に許すことはできません。同計画を中止されるよう強く求めます。
 以上、申し入れます。 
      
            第22回反戦市民抗議行動

   筆者 「日本の侵略の歴史を知るわかやまの会」世話人・岩畑正行