2001年10月08日
「海上の森」から反対の声
「愛知万博」開催の問題について
和歌山市から参加しました、Wind TWAの岩畑です。「愛知万博」の問題について話してみたいと思います。その前に、丁度一年前10月7日、私の地元雑賀崎双子島荘で改革フォーラム総会後地元埋め立て反対の「雑賀崎の自然を守る会」と交流会を持って頂きました。関係者の皆さんにこの場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。埋め立て凍結が発表されて1年1ヶ月になります。今のところ全く凍結状態で一先ず安心しております。
さて、万博問題ですが、本日は、私の後に地元で運動を続けられてきた各グループ代表の活動報告があります。従って、運動の経過、並びに協会との経緯等は省略させていただき、私は「海上の森を守る会」の会員として、9月2日に行われた、「海上の森を守る会」の総会決議について、報告させて頂きます。と言うのは、決議された声明こそが、今日の愛知県民の意志を主張しているものと確信するからです。
ご周知のように、昨年7月25日、各紙全国版において、「愛知万博」市民合意をえる、という一面での記事がでました。このマスコミの報道は、「愛知万博検討委員会」の結果を報道したものです。愛知県民、並びに国民が、愛知万博が開催されるんだと理解したのは当然です。また、多くの市民は「海上の森」が大幅に縮小され、市民グループの運動が実を結んだ結果だと評価した、と言うことです。
しかしながら、今日においても、問題があるのだ、この状態では、万博は認められない、と言う運動があるのは、当初から賛成ではないと言うことではなかったか。
市民参加による検討委員会が市民に誤解をもたらしたとしたら、これは、市民運動としては、非常に遺憾なことです。
しかし、万博NGOのパワーはこれでは終わらなかった。8月6日、愛知万博NGO集会「どうなった 愛知万博検討会議」が開かれる。そして、この集会において、市民団体は万博に合意していない、ことを決議する。その声は、「万博 ちょっとまて実行委員会」である。
問題は、万博反対ではない。「万博 ちょっとまて」である。万博は国の祭ごととして、知恵と努力を持って成し遂げなければならないと暗示させられている市民がいるからだと思う。だから、真っ向から反対してはいけないというわけもある。
しかし、今日の財政状況、並びに、主会場になった長久手町の地元住民の方の不安が現実のものとなっていくにつれ、やはり考え直す必要に迫られてきた。と言うのが現状だろう。
従って、各市民グループが共通して訴える課題が,アセスの実施と財政面における。事業責任の明白化であろう。
今後の運動についての展望であるが、よく、反対のビラを配っていて、市民から決まっているのにムリだろう と言う声を聞きます。
考えて見てください。私達、住民運動は、ほとんどと言って良いほど、行政が説明もなく決めた事業に対しての反対運動ではないですか。
それを、決まっているから駄目だろうと言う発想を植えつけたのが、役者が一枚上という行政である。即ち、市民参加による、審議会であるとか、検討委員会であるとか言う、行政の市民に対するマインドコントロールの成果を認めているようなものである。
民主主義違反であると言いたいわけです。
関西に同じ2005年竣工の公共事業があります。神戸空港建設です。この建設反対運動も住民投票条例が否決され、且つ市長選で敗北を経験しています。丁度2年前に着工され現在外周護岸工事が7割以上出来上がっています。既に、1000億円が投入されています。しかし、ここにきて、またもや反対運動が盛り上がりを見せています。丁度本日14日告示、28日投票の神戸市長選です。
「最後の建設中止のチャンス」と全力をあげて取り組むことを建設反対市民グループはアピールしています。運動は、何が引き金になって中止、凍結になるか分かりません。冒頭で報告した「雑賀崎埋め立て」の凍結ですが、これは、今回持ち上がった計画ではないのです。30年前から、県の企業誘致の為にじわじわと埋め立てが進められ、雑賀崎が最後の砦だった訳です。我が家の目の前の海が埋め立てられ、それも産業廃棄物投棄場になると言うのですから、当然力強い断固反対の運動になる訳です。しかし、凍結には、政治的チャンスがあった訳です。推進の知事が病いに倒れそれに伴う知事選が行われ、また県民が以外に思った大阪府の副知事が当選、2ヶ月足らずで「雑賀崎沖埋立計画」の凍結を発表する訳です。何が引き金になるか解らない、だから、根気良く反対の声をあげ続けることが運動の原則と言えるでしょう。
話しを万博に戻します。「海上の森を守る会」は長い運動の経過を踏まえ、新たな状況に対し、運動の展望を9月2日の総会で議決しました。
現行計画へのアセスメントの実施を求める
万博事業の赤字になった場合の責任を明白にしておく
市民合意なき万博関連工事に反対する
以上が「海上の森を守る会」のこれからの運動方針であります。また、この運動方針に基づき、全国的に運動を展開していきたいと考えています。それが、今お手元に配布してある万博反対のビラです。
今後とも、ご支援の程よろしくお願いしておきます。
和歌山市から参加しました、Wind TWAの岩畑です。「愛知万博」の問題について話してみたいと思います。その前に、丁度一年前10月7日、私の地元雑賀崎双子島荘で改革フォーラム総会後地元埋め立て反対の「雑賀崎の自然を守る会」と交流会を持って頂きました。関係者の皆さんにこの場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。埋め立て凍結が発表されて1年1ヶ月になります。今のところ全く凍結状態で一先ず安心しております。
さて、万博問題ですが、本日は、私の後に地元で運動を続けられてきた各グループ代表の活動報告があります。従って、運動の経過、並びに協会との経緯等は省略させていただき、私は「海上の森を守る会」の会員として、9月2日に行われた、「海上の森を守る会」の総会決議について、報告させて頂きます。と言うのは、決議された声明こそが、今日の愛知県民の意志を主張しているものと確信するからです。
ご周知のように、昨年7月25日、各紙全国版において、「愛知万博」市民合意をえる、という一面での記事がでました。このマスコミの報道は、「愛知万博検討委員会」の結果を報道したものです。愛知県民、並びに国民が、愛知万博が開催されるんだと理解したのは当然です。また、多くの市民は「海上の森」が大幅に縮小され、市民グループの運動が実を結んだ結果だと評価した、と言うことです。
しかしながら、今日においても、問題があるのだ、この状態では、万博は認められない、と言う運動があるのは、当初から賛成ではないと言うことではなかったか。
市民参加による検討委員会が市民に誤解をもたらしたとしたら、これは、市民運動としては、非常に遺憾なことです。
しかし、万博NGOのパワーはこれでは終わらなかった。8月6日、愛知万博NGO集会「どうなった 愛知万博検討会議」が開かれる。そして、この集会において、市民団体は万博に合意していない、ことを決議する。その声は、「万博 ちょっとまて実行委員会」である。
問題は、万博反対ではない。「万博 ちょっとまて」である。万博は国の祭ごととして、知恵と努力を持って成し遂げなければならないと暗示させられている市民がいるからだと思う。だから、真っ向から反対してはいけないというわけもある。
しかし、今日の財政状況、並びに、主会場になった長久手町の地元住民の方の不安が現実のものとなっていくにつれ、やはり考え直す必要に迫られてきた。と言うのが現状だろう。
従って、各市民グループが共通して訴える課題が,アセスの実施と財政面における。事業責任の明白化であろう。
今後の運動についての展望であるが、よく、反対のビラを配っていて、市民から決まっているのにムリだろう と言う声を聞きます。
考えて見てください。私達、住民運動は、ほとんどと言って良いほど、行政が説明もなく決めた事業に対しての反対運動ではないですか。
それを、決まっているから駄目だろうと言う発想を植えつけたのが、役者が一枚上という行政である。即ち、市民参加による、審議会であるとか、検討委員会であるとか言う、行政の市民に対するマインドコントロールの成果を認めているようなものである。
民主主義違反であると言いたいわけです。
関西に同じ2005年竣工の公共事業があります。神戸空港建設です。この建設反対運動も住民投票条例が否決され、且つ市長選で敗北を経験しています。丁度2年前に着工され現在外周護岸工事が7割以上出来上がっています。既に、1000億円が投入されています。しかし、ここにきて、またもや反対運動が盛り上がりを見せています。丁度本日14日告示、28日投票の神戸市長選です。
「最後の建設中止のチャンス」と全力をあげて取り組むことを建設反対市民グループはアピールしています。運動は、何が引き金になって中止、凍結になるか分かりません。冒頭で報告した「雑賀崎埋め立て」の凍結ですが、これは、今回持ち上がった計画ではないのです。30年前から、県の企業誘致の為にじわじわと埋め立てが進められ、雑賀崎が最後の砦だった訳です。我が家の目の前の海が埋め立てられ、それも産業廃棄物投棄場になると言うのですから、当然力強い断固反対の運動になる訳です。しかし、凍結には、政治的チャンスがあった訳です。推進の知事が病いに倒れそれに伴う知事選が行われ、また県民が以外に思った大阪府の副知事が当選、2ヶ月足らずで「雑賀崎沖埋立計画」の凍結を発表する訳です。何が引き金になるか解らない、だから、根気良く反対の声をあげ続けることが運動の原則と言えるでしょう。
話しを万博に戻します。「海上の森を守る会」は長い運動の経過を踏まえ、新たな状況に対し、運動の展望を9月2日の総会で議決しました。
現行計画へのアセスメントの実施を求める
万博事業の赤字になった場合の責任を明白にしておく
市民合意なき万博関連工事に反対する
以上が「海上の森を守る会」のこれからの運動方針であります。また、この運動方針に基づき、全国的に運動を展開していきたいと考えています。それが、今お手元に配布してある万博反対のビラです。
今後とも、ご支援の程よろしくお願いしておきます。