川辺川ダム ダム計画変更なら漁業権収用却下も

『川辺川ダム事業に絡む漁業権収用について「ダム計画に著しい変更が生じたと収用委が判断した場合は、土地収用法に定める却下裁決もありうる」と述べ、却下裁決の可能性に初めて言及した。』という記事が出て、実しやかにダム中止の可能性が一人歩きし始めた。また、反対運動の周辺から収用委員長の権限に関する自覚が高く、さらに県知事は信用できるとのお話も小耳に挟む。であれば、果報は寝て待て、これで安心できればすべて世は事も無しだが。
 
私はどうも行政関係と相性が悪く騙されるという状況が続いているせいか頭から信用することが出来なくなっている。つい先日もそういうことがあった。今月17日、大阪でのダム交流会で議論に上がった淀川流域委員会の中間答申について、2ヶ月前に近畿地方整備局は「原則、ダムに頼らない河川整備を行う」と発表していたにも拘らず、ダム交流会前日の16日に総合治水の観点から、中止の3ダムの見直しを発表した。
 
私は常々主張している「建設省、三つ子の魂百まで」、嘘つきは国土省になっても伝統として引き継がれている。また、25日は第6回苫田ダム強制収用委員会が行われているが、委員会は前回まで、質問条項に対して国土省に資料の請求、公開を命じるとしていたが、次回からは一切その旨に応じないと委員長が強行発言したという。この意味するところは、次回に審理を終結することを述べたものと理解できる。一月の内にこうも立て続けに虚偽の世界に身を置く、180度転換した話を聴くと行政関係全てに不信感がつのり徹底抗戦の構えにならざるを得ない。
 皆さん、如何なものか。