2003年10月22日
住基ネット 意見陳述書
意見陳述書
原告 岩 畑 正 行
「住民基本台帳ネットワークシステム」稼動差し止め訴訟を起した理由について朴訥ですが意見陳述します。
「住民基本台帳ネットワークシステム」は、国民に11桁の番号を極印して国民総背番号制度を実現させるシステムだと聞いています。
通称住基ネットは、昨年7月仮稼動の開始から1年以上が経ち、今年8月25日住基カード発行と同時に本格稼動しました。
この間マスコミ、新聞紙上で何かと話題を提供し続けた内容を見聞きする都度、余りの馬鹿馬鹿しさに唖然とする思いばかりでした。それも日常茶飯事に繰り返される。本日も新聞を開けば「個人情報を漏らし、警部補5万円、収賄容疑」、これに類する事件が民、官を問わず検挙に暇がありません。
住基ネットへの侵入実験でも防御システムが不十分であった、それに対して安全性に自信があるとの論議でも、安全性に絶対がないと考えるのが常識です。パソコンを使用した者であれば誰もがトラブルに泣かされた経験があるはずです。この春、羽田の空港管制塔のコンピューターが故障のため飛行出来ず1日運休しました。これなど最たるものだと考えます。
いつの世にも盗人の絶えた例がない法則からすれば、情報の売買を厳重に取り締まったとしても鼬ごっこが明々白々の事です。
私は11桁の番号を極印されています。しかし、未だに番号である自分を信じることが出来ません。
何を与えられたのか。「便利になる」らしいが。便利の極みの代償として11桁の住基カードを持参、私達の生活の条件と科したときいったい何が起こるのか。政府はきっちりと説明しなければならないと思います。住基カードを紛失、一切の社会的システムの利用が出来なくたった場合、身動き出来ない自分、自己喪失に陥ることを想像するだけで苦悩の極みではないかと推察します。便利の極みが苦悩の極み、番号の紛失が自己喪失という馬鹿な話は止めてもらいたい。
政府は住基ネットの運営が行政上の利便性追求なのか、それとも私達市民生活の利便性なのかを国民に徹頭徹尾説明する義務があります。
また、施行された住基ネットシステムが各都道府県において対応がまちまちであること事態が欠陥法です。同じ国民でありながら住基ネットに対して不平等な扱いがあること事態が許されることではないと考えます。
「番号」は整理、管理をする為の最善の方法であることは、誰もが解る常識的判断です。政府は11桁の番号を極印して私達を「もの」に変えて整理、管理したいのでしょう。社会が人間の関係から「もの」の関係に変われば成る程管理する側は便利になるでしょう。管理者の判断基準は全て「もの」的尺度で行えば事足ります。いったい政府は何を目論でいるのでしょうか。
私達の日常生活の監視だとすれば物騒な話です。最近知るところの北朝鮮のお国事情と変わりません。独裁国家と名指しするのもおこがましい現実の到来ということでしょうか。
徴兵制に利用される。これは然り、的を射た論調であると思います。来年、恒久法が成立すれば、海外派兵の交代要員が必要になるのは当たり前のことだからです。
IT国家に向けたIT産業推進の公共事業であるとの見方もその通りだと思います。セキュリティー防御の鼬ごっこを考えれば止まるところなしという感じです。
今後の日本の行方に被さる由々しき事柄を並べました。最後に私の実直な思いを述べます。番号を極印することで私自信を全く無視、馬鹿にした政府、組織自体を断じて許すことが出来ません。従って、私は「住民基本台帳ネットワークシステム」を無視します。直ちに、私の本人確認情報を住基ネットから削除してください。私は番号、「もの」ではありません。再度、私の氏名を名告り意見陳述を終わります。
私は岩畑 政行です。
2003年10月28日
原告 岩 畑 正 行
「住民基本台帳ネットワークシステム」稼動差し止め訴訟を起した理由について朴訥ですが意見陳述します。
「住民基本台帳ネットワークシステム」は、国民に11桁の番号を極印して国民総背番号制度を実現させるシステムだと聞いています。
通称住基ネットは、昨年7月仮稼動の開始から1年以上が経ち、今年8月25日住基カード発行と同時に本格稼動しました。
この間マスコミ、新聞紙上で何かと話題を提供し続けた内容を見聞きする都度、余りの馬鹿馬鹿しさに唖然とする思いばかりでした。それも日常茶飯事に繰り返される。本日も新聞を開けば「個人情報を漏らし、警部補5万円、収賄容疑」、これに類する事件が民、官を問わず検挙に暇がありません。
住基ネットへの侵入実験でも防御システムが不十分であった、それに対して安全性に自信があるとの論議でも、安全性に絶対がないと考えるのが常識です。パソコンを使用した者であれば誰もがトラブルに泣かされた経験があるはずです。この春、羽田の空港管制塔のコンピューターが故障のため飛行出来ず1日運休しました。これなど最たるものだと考えます。
いつの世にも盗人の絶えた例がない法則からすれば、情報の売買を厳重に取り締まったとしても鼬ごっこが明々白々の事です。
私は11桁の番号を極印されています。しかし、未だに番号である自分を信じることが出来ません。
何を与えられたのか。「便利になる」らしいが。便利の極みの代償として11桁の住基カードを持参、私達の生活の条件と科したときいったい何が起こるのか。政府はきっちりと説明しなければならないと思います。住基カードを紛失、一切の社会的システムの利用が出来なくたった場合、身動き出来ない自分、自己喪失に陥ることを想像するだけで苦悩の極みではないかと推察します。便利の極みが苦悩の極み、番号の紛失が自己喪失という馬鹿な話は止めてもらいたい。
政府は住基ネットの運営が行政上の利便性追求なのか、それとも私達市民生活の利便性なのかを国民に徹頭徹尾説明する義務があります。
また、施行された住基ネットシステムが各都道府県において対応がまちまちであること事態が欠陥法です。同じ国民でありながら住基ネットに対して不平等な扱いがあること事態が許されることではないと考えます。
「番号」は整理、管理をする為の最善の方法であることは、誰もが解る常識的判断です。政府は11桁の番号を極印して私達を「もの」に変えて整理、管理したいのでしょう。社会が人間の関係から「もの」の関係に変われば成る程管理する側は便利になるでしょう。管理者の判断基準は全て「もの」的尺度で行えば事足ります。いったい政府は何を目論でいるのでしょうか。
私達の日常生活の監視だとすれば物騒な話です。最近知るところの北朝鮮のお国事情と変わりません。独裁国家と名指しするのもおこがましい現実の到来ということでしょうか。
徴兵制に利用される。これは然り、的を射た論調であると思います。来年、恒久法が成立すれば、海外派兵の交代要員が必要になるのは当たり前のことだからです。
IT国家に向けたIT産業推進の公共事業であるとの見方もその通りだと思います。セキュリティー防御の鼬ごっこを考えれば止まるところなしという感じです。
今後の日本の行方に被さる由々しき事柄を並べました。最後に私の実直な思いを述べます。番号を極印することで私自信を全く無視、馬鹿にした政府、組織自体を断じて許すことが出来ません。従って、私は「住民基本台帳ネットワークシステム」を無視します。直ちに、私の本人確認情報を住基ネットから削除してください。私は番号、「もの」ではありません。再度、私の氏名を名告り意見陳述を終わります。
私は岩畑 政行です。
2003年10月28日