国土交通省との意見交換会報告

河川整備に関する国土交通省との意見交換会報告

12月25日、13:30〜14:45 に、衆議院第一議員会館第3会議室で河川整備計画とその策定に関して、国土交通省河川計画課河川計画調整室と意見交換会を持ちました。以下、意見交換の概略を報告します。

出席者
国土省河川局河川計画課調整室  岡村次郎課長補佐
長浜町をまじめに考える会   中野
肱川の清流と自然を守る大洲の会 大野
肱川水と緑の会   池田、古久保
大洲市の住民投票を実現する会  有友
愛媛県議会議員 阿部、佐々木、成見
東京水産大学 水口
水源開発問題全国連絡会 岩畑、氏家、遠藤、佐藤 嶋津、
衆議院議員 佐藤謙一郎

意見交換の概略
佐藤議員: 本会開催の経過説明。

計画調整室の稲田室長に「河川整備計画策定への住民参加について話し合いたい」と話したところ、同意を得られた。しっかりとやりたい。
住民サイド: この意見交換会を別紙1に沿った形で位置づけ、進行したい旨を提案。

佐藤議員:責任者である稲田氏が欠席なので今日は結論を出せないが、その方向で行くよう、稲田氏と話す。

住民サイド: この日の具体的議題として、別紙2を提案。この間の肱川流域委員会の経緯と四国地方整備局
の対応について説明。

岡村: 河川法第16条の2の第3項は学識経験者の意見を聞くことを定めている。これを肱川では流域委員会としている。学識経験者の構成は川ごとの特性に応じ、地方整備局で決めている。流域の首長は川の特性に詳しい人ということになるので、今回の構成に問題はない。

ここで、平成9年5月7日の建設委員会(衆議院)議事録を基に、学識経験者について意見交換がされた。
「それぞれの河川の特性あるいは流域の特性をできるだけ反映できるように幅広に、河川工学や自然環境の専門家等に限ることなく、これまたいろいろな幅広い観点から学識経験者をお願いする・・・」(議事録抜粋) この解釈を基に、流域住民を「川の特性に詳しい学識経験者」として流域委員の一員としている流域委員会も多々ある。上記の岡村氏の発言はこの論議を踏まえたうえでのもの。

住民サイド: 紀の川流域委員会、淀川流域委員会を紹介。肱川流域委員会はダム推進を目指すもので、ダム等審議委員会の流れでしかないことを指摘。住民の意見の反映手法について質問。
岡村:第4項(必要があれば住民の意見を聞く)については、地元で色々なことを考えていると聞く。

佐藤議員:稲田氏と話したときの稲田氏の見解「流域委員会の場以外で、住民の意思を聞く場・反映させる場をつくる」を披露。
住民サイド:「ただ住民の意見を聞くだけでは意味がない。住民と行政が対等に議論しあう場を確保することが
最も大切」と指摘。
ここで住民の意見の扱われ方について論議。河川法第16条の2の第4項(必要があれば住民の意見を聞く)と第3項(必要があれば学識経験者の意見を聞く)の位置づけがまったく異なること、住民の意見を聞く姿勢すらまったくないことを、住民サイドの各氏が多くの事実を挙げて指摘。

水口: 流域委員会に漁業関係者も入っていないことを指摘。(肱川漁協は山鳥坂ダムに強く反対している)
岡村: それは問題がある。

住民サイド:世界ダム委員会勧告の紹介(資料3)と、その視点からの四国地方整備局の問題性の指摘ここで時間切れとなり、以下を以って、まとめとした。

1. 本省から四国地方整備局へ以下のことを伝える。
l 住民からの要請に対しては必ず返答をおこなうこと。
l 住民の意見を丁寧に聞くこと。
l 漁業関係者を流域委員に入れていないことは問題であること。
2. 住民サイドはその後の四国地方整備局の対応を佐藤議員    に報告する。
3. その報告を受け、肱川流域委員会関係の再度の意見交換会を持つ。
4. 別紙1に関しては佐藤議員が稲田氏と話をする。