史上最大の温暖化推進サミット

史上最大の「環境サミット」を謳う「G8洞爺湖サミット」を主催する日本国は、史上最大の温暖化推進作戦を遂行するという厳戒態勢に臨んでいる。米国流ダブルスタンダード顔負けの厚顔無恥に呆れさせられる。
祭りと喧嘩は派手な方がオモシロイといわれるが、オタク石破防衛相が「考えられるすべての方策を講じている」と「史上最大の防御作戦」を展開するその二酸化炭素排出量を考えた時、政府が推奨する個人消費の二酸化炭素排出削減は一体何の話ということにならないだろうか。
戦闘機1機は約1万台分の車の二酸化炭素を排出するといわれている。イージス艦はなおさら推して然るべし。

今回は24各国の首脳陣が参加、特にロシア、中国、インドも参加している。不参加は仮想敵国を考えれば北朝鮮だけと言ってもよい。その北朝鮮は、昨日テロ国家指定の解除にあやかったばかりでそれを直ちに反故にするとは到底考えられない。また、アルカイダは今のところ弾道ミサイルとイージス艦を保持しているとは聞いていない。従って、テロ攻撃防御作戦は精々人海戦術で十分だろう。
「環境サミット洞爺湖」期間中だけでも地球にやさしいことが考えられないものか。
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(2008年7月5日14時32分 読売新聞)
首脳会談中、空自戦闘機がサミット会場上空を警戒

防衛省・自衛隊は、7日から始まる北海道洞爺湖サミットの首脳会談の時間帯に合わせ、F15戦闘機が会場上空を旋回しながら警戒にあたる「コンバット・エア・パトロール(CAP)」を実施することを決めた。
 不審な航空機に上空の飛行制限区域を突破された場合、三沢、千歳両基地からの緊急発進(スクランブル)では対応できない恐れがあるからだ。演習以外でCAPが行われるのは極めて異例で、空中警戒管制機(AWACS)や、イージス艦の高性能レーダーと合わせ、二重、三重の体制で「空」の警戒にあたる。
 サミット会場の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」は標高625メートルのポロモイ山頂にあり、市街地から離れているという警備上の利点の一方、上空から目立ち航空機などから狙われやすいという難点がある。このため政府は開催期間中、上空の半径約46キロを航空法に基づく飛行制限区域に設定。今回のような広域の制限は国内初だ。
 自衛隊でも、テロリストに航空機を乗っ取られたことを想定し、この円内に不審な航空機や飛来物を入れないことを最優先に警戒態勢を策定。まず北海道全域から東北にかけての上空を広範囲に監視するため、航空自衛隊浜松基地などに配備されているAWACSとE2C早期警戒機を投入する。
 その内側の警戒にあたるのが、極めて高い航空監視能力を誇る海上自衛隊のイージス艦2隻と護衛艦約10隻。特に2隻のイージス艦のうち「こんごう」は昨年12月、米ハワイ沖で弾道ミサイルの迎撃訓練に成功しており、長距離弾道ミサイルの飛来に備える。
 さらに空自三沢、千歳の両基地ではスクランブル体制を拡充し、会場まで約60キロ地点の空自八雲分屯基地には、短距離弾道ミサイルに対応するパトリオット・ミサイル2(PAC2)を配備することにした。
 そして会場上空の最後の守りとなるのがCAP。F15戦闘機、F2支援戦闘機が2機ずつ上空を旋回しながら警戒にあたる。
 石破防衛相が「考えられるすべての方策を講じている」と語る今回のオペレーション。さながら「史上最大の作戦」で、司令塔となる防衛省(東京都新宿区)地下のオペレーションルームでも、通常より5割増の40〜50人の隊員が、各駐屯地や部隊などと連絡を取り合うことになっている。

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【抗議声明】 2008年7月6日   核とミサイル防衛にNO!キャンペーン

「G8=ギャング8」会議を利用した戦争訓練をやめ、自衛隊の撤収を!

 戦争と環境破壊と貧困拡大と食糧危機の元凶である「主要国」の首脳ら
が集まり、傲慢にも「サミット」と称される会議を口実として、恐るべき
軍事化が企てられている。防衛省・自衛隊は、7月7日から始まる「北海道
洞爺湖サミット」の警備を名目として、陸海空の各自衛隊による前例のな
い異常な軍事展開を行いつつある。

 「テロ対処」名目で創設した陸自・中央即応集団の化学防護隊、第1ヘ
リコプター団等の初投入、昨年12月にハワイ沖で約60億円をかけて迎撃実
験を行い、弾道ミサイル迎撃能力(SM3ミサイルを搭載)を持つとされ
る「こんごう」(佐世保基地所属)を含む2隻のイージス艦と護衛艦約10
隻の派遣、対航空機・巡航ミサイル用の迎撃ミサイルPAC2の配備、浜
松基地所属の空中警戒管制機(AWACS)とE2C早期警戒機による24
時間態勢の空中警戒などに加えて、F15、F2の各2機の戦闘機による会場
上空の旋回警戒飛行(CAP)さえもが強行されようとしている。首都圏
を中心に各自衛隊駐屯地の警備も強化され、「司令塔」となる防衛省地下
の作戦室には、通常より5割増の50人の職員が詰めるという。
 
 これにより、自衛隊は事実上「G8防衛軍」という恥ずべき姿をさらす
ことになる。戦争マニアの石破茂防衛相による指揮官気取りの「戦争ごっ
こ」の本質は、臨戦態勢の予行演習ではないだろうか。とりわけ中央即応
集団とイージス艦「こんごう」の初派兵には重大な意味があるだろう。中
央即応集団が担うとされる「対テロ」軍事作戦が国内治安出動という危険
な側面を持つことが明確に示された。また、こんごうの実戦配備以降初の
展開は、配備区域から見てもまさしく対北朝鮮を想定したミサイル防衛の
軍事演習そのものだ。
 
 今回の軍事展開の法的根拠に関する問い合わせに対して、防衛省広報は、
「自衛隊法第8条に基づく防衛大臣による通常の警戒監視の一般命令によ
るもの」としたうえで、「妨害しようとする勢力に漏えいするとまずいの
で、命令の具体的内容は公表できない」と述べた。命令の内容はおろか、
軍事展開を命じる根拠となる情勢判断さえも一切示さないままに軍隊を動
かすことは、「シビリアン・コントロール(文民統制)」原則に対する重
大な挑戦に他ならない。少なくとも、ロシア、中国の首脳が参加し、米朝
関係の外交的改善が進行する最中で、弾道ミサイルによる攻撃などあり得
ないはずだ。
 
 軍事展開は、「環境サミット」の欺まん性をも象徴している。例えば、
戦闘機1機は自動車約1万台分の二酸化炭素を排出する。莫大な燃料を消費
する1隻1400億円に及ぶイージス艦などの展開も含めて、今や軍事展開は
石油の大量浪費以外の何物でもない。サミット会場上空を、二酸化炭素を
まき散らしながら戦闘機が旋回する。この会議の、地球と人間に対する暴
力性をこれほど明瞭に示す構図もないだろう。
 
 暴力の元凶たちによる被害から守られなければならないのは、私たちの
方だ。自衛隊は今すぐ撤収せよ。警察は過剰警備と不当弾圧をやめよ。
G8は解散せよ。
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 │ clip! (21:02)